平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、当社は金子産業様より石油事業を2024年10月1日付で承継し、新たに「兼油商事株式会社」として発足する運びとなりました。これもひとえに、皆様方のご支援とご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。

さて設立にあたりご挨拶を申し上げます。
当社の社訓の中から一つ、ここに掲げさせていただきます。

社訓
『一．企業は何よりも人にある』

企業は人の集合体であり、各々が自ら考え、行動することで、初めて社会的意義を持ちます。
当社は「人の力」に重きを置き、社員一人一人が生き生きと働くことで、事業を通じて社会に貢献することを目指しております。この理念のもと、当社は林兼石油グループの一員として、新たに歩み始めました。

林兼石油は1950年に大洋漁業（現在のマルハニチロ）系列の石油流通会社を母体として設立され、「輸入から小売りまで」をカバーするエネルギー安定供給企業として成長してきました。
兼油商事もまた、長崎港と松浦港を拠点に、西九州エリアおよび国内各港での船舶への石油製品供給を主力事業としています。

今後、エネルギーの多様化はさらに進むことでしょう。 しかし、経済合理性、可搬性、貯蔵性が高く災害対策としても優れる石油は、将来においても依然として主要なエネルギーの一つであり続けると確信しています。私たちは、その安定供給を企業としての使命と捉え、これからも精力的に取り組んでまいります。

変革が求められる時代にあって、「変化を続けながら、前進できるか」という大きな課題に挑みつつ、私たちは成長していきます。

「課題と答えは必ず現場にある」、つまり「徹底した現場主義」を貫きながら、海上サプライチェーンのラストワンマイルでの仕事を通じ、ステークホルダーの皆様から信頼される企業を目指して努力してまいります。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。